【第9話】名古屋市障害福祉部への「指定申請」スケジュールと開業までの全体フロー
放課後等デイサービス(放デイ)や児童発達支援(児発)を開業するには、名古屋市から事業者としての「指定(許可)」を受ける必要があります。
指定申請の手続きには厳密な締め切りや事前相談のステップがあり、1日でも遅れると開業日が1ヶ月以上後ろ倒しになってしまいます。
今回は、名古屋市でスムーズに開所を迎えるための全体スケジュールと指定申請の具体的な流れを解説します。
1. 開業までの全体スケジュール(標準的な6ヶ月プラン)
物件探しから実際にオープンするまで、平均して約6ヶ月(最速で)の準備期間が必要です。
2. 名古屋市障害福祉部への「指定申請」3つの重要ステップ
名古屋市で指定を受けるための行政手続きの流れは以下の通りです。
STEP 1:事前相談(開所の約2〜3ヶ月前まで)
物件の図面や人員計画の概要が固まった段階で、名古屋市(健康福祉局 障害福祉部 障害者支援課)へ事前相談を行います。
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物件の平面図や設備基準、指導訓練室の面積などをチェックしてもらいます。
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建築基準法や消防法の見通しについても確認を受けます。
STEP 2:指定申請書類の提出(開所前月の「1日」頃まで)
希望する開所月の前月頭(実質的には開所前月の5日前後などの締め切り厳守)までに、すべての申請書類を揃えて提出します。
📝 提出する主な書類の例
指定申請書・記載事項(付表)
法人の定款・登記簿謄本
従業者の勤務体制一覧表・組織図
スタッフの資格証・実務経験証明書・雇用契約書
物件の平面図・写真・賃貸借契約書の写し
消防適合告示書(消防署から発行)
運営規程・協力医療機関との協定書
STEP 3:現地確認・指定書の交付(開所直前)
書類審査が通過すると、開設前のタイミングで名古屋市の担当者による現地確認(実地調査)が行われます。
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平面図通りに家具や備品が配置されているか
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鍵付き書庫や静養室などの設備が整っているか
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掲示物(運営規程や料金表等)が貼られているか
問題がなければ「指定書」が交付され、翌月1日からの営業が正式に許可されます。
3. 開業スケジュールで失敗しないための注意点
① 締め切り(提出期限)は1秒も遅れられない
行政の指定申請は、締め切りを過ぎると自動的に翌月(または翌々月)の指定へ繰り延べとなります。家賃やスタッフの人件費が発生したまま営業できないリスクを避けるため、書類準備は余裕を持って進めましょう。
② 消防適合告示書の取得時期
工事が終わってから消防署の検査を受け、告示書が発行されるまでに数日〜1週間程度かかります。指定申請の提出期限に間に合うよう、内装工事の完了日と消防検査のスケジュールを密に調整することが不可欠です。
まとめ:逆算思考で綿密な計画を!
名古屋市での放デイ・児発開業は、「目指す開所日(例:4月1日)」から逆算してスケジュールを組むことが最大の成功ポイントです。

