防火設備定期検査(防火扉・危害防止装置とは)
今回は防火設備の定期検査についてお話したいと思います。防火扉の検査項目で危害防止装置というものがあります。この意味を解説します。危害防止装置の判定基準では運動エネルギーが10ジュール以下、閉鎖力が150ニュートン以下であることが求められています。危害防止の検査内容ですが、人の頭が挟まれる危険性想定し、運動エネルギーや閉鎖力が一定数値以下であればクリアとする検査です。運動エネルギーは扉の大きさ、質量、閉鎖時間から求められます。閉鎖力はテンションゲージやプッシュプルゲージから求めます。要するに大きく、重い扉で閉まるのが速過ぎたりする扉は危ないから危険ですよ!というものです。考えただけで危ないですよね。大きく重い扉に挟まれるのを想像するとゾッとしますね。規定値を超え要是正と判断された場合、扉の閉鎖スピードなどを調整します。
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